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人生初の自転車旅行ーペタヤベシ教会

人生初の30KM自転車旅行になりました。Unesco 世界遺産 ペタヤベシ教会。無事に帰れてほっとしました。~写真とともに綴りました。 https://www.kashiwagi-lab.com ---blog--
It was a memorable bicycle trip. Because it was the first time in my life. It was only 33 km from JYV, however, as if it were a cycling with 100 km for me. Moreover, the destination is the UNESCO World Heritage Site which motivated me a lot. It is quietly built so that I do not know why it is a World Heritage site. There was only a little information on the internet. ...However, I felt that the quality of the world heritage is due to the idea of a church for the people of Finland and its unique shape fitting to the surrounding landscape and the lake area. The church was built by local carpenters in the 18th century. and I also saw a couple praying for their ancestors at the graveyard. I think the long way to the curch by my own bike made me feel an authenitc culture and land so that I was deeply impressed. By the way, back to JYV, I had another long episode.^^ Finaly I was back in the city safely. → https://www.petajavesi.fi/travelling-at-petajavesi

初の自転車旅行。サイクリングに慣れている人ならたった30キロメートルなのですが、わたしには100キロかと思うほど、遠かったです。Google Mapをみながら、引き返すなら、今かなという場所で、ピーナツココ入りのサンドと、昨日のチキンフライと、リンゴを食べ、「太陽もまだ低いけど日没まで(午後3時には日没)なんとか行けるかな・・帰りのバスに間に合うかな・・」とちょっと心配でした。でも今日は、フィランドでは本当に珍しい快晴なのです。ずっと雪と曇りと雨でしたから。3日前には予約しないと中は見れないのですが、自転車旅行で教会を見たいという気持ちが強かったので、やっぱり行こうとなり、なんと太陽が沈む数分前に到着。いくつもの湖を超えて(10以上かな)、忽然と次の湖の前に教会があらわれました。夕日が照らしていて奇麗でした。だれもいません。ご夫婦が先祖のお墓に祈りにこられていて、「え*ユバスキュラからですか。帰れますか?」と心配いただきました。その後、心配どおり、帰りのバスを見つけるのは大変でした。土曜日だから間引き運転だったのです。最終バスを絶対キャッチしようと、真っ暗なバス停でまっていると、小グループの旅人が来てほっとしました。JYV大学の留学生のような感じがしました。ひとしきり話をして、この自転車乗せてくれるかな?と心配していましたが、皆で頼んであげるから大丈夫とのこと。心強い。フィンランドでは電車もバスも自転車をのせるのは当然の様子でよかったです。

 

この教会は1700年代に建てられた、地元の棟梁による仕事で、校倉造といっても1300年も前の8Cの奈良時代の日本の校倉造(宮大工)の技術とはくらべものにはなりません。日本の文化とはなんと奥深く早成で高度なのかと、またそちらも感慨です。

わたしの小旅行によると、このあたりには、道のそばに公園も店も一軒もありません。たまに湖のまわりに数えるぐらいの家があるぐらいです。持ってきたランチが、唯一の食べ物です。平坦かなと思っていた道も、長く緩やかな登りが続くと結構大変です。帰りはもしかしたらバスはキャッチできないかもしれないので、体力を半分残さねばならず、坂道は無理せず歩いたので、歩くと7時間、自転車なら2時間とgoogleででますが、道を迷った分を引いても3時半かかったような気がします。でも、太陽はずっとわたしの横を低い高度のまま見守るようについてきてくれるし、湖は美しく変化に富み、楽しい時間でした。ときどき集落では、こんな赤いポストが並んでいて、写真はその集落で赤ちゃんが誕生したということだと思います。また荷物を載せるだけの小さなエメラルド色の汽車が夕日の前を走っていく姿は、息をのむように美しいでした。見とれていて写真は撮り損ねました。あとペタヤベシまで4.5kmと出たときは、ほっとしました。ずっと下っていくと突然現れたペタヤベシ教会には感激しました。予約は間に合わなかったので、外からで十分だと思っていましたが、湖畔の続く他に何もないこの風光明媚な土地で、この教会が町の人たちにとって大きな意味を持つということがよく分かりました。ここからは船も出るようです。また、キリスト教といっても当時のフィンランドの人はキリスト教ってどんなものか、どんな神さまを祭るのか、想像しながら作ったというので、この教会は、キリスト教やSwedenの文化の影響を少ししか受けておらず、中央フィンランドの土着の特徴をみごとに代表しているように思いました。一枚だけWEBより入れた写真は祭られている神様?なのですが、私は見ていません。でもこちらの人の顔のようでほんわかしています。教会の階段前にはどうぞ・・というようにクリスマス向けの針葉樹の葉っぱやエルクのエサになる草などが、置かれていました。