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フランスらしさー日本らしさ

車で行動が広がったから、隣町のサンテミリオンへ 2つめのお宿のowner.メドックとボルドーの違い説明してくれてます。
シャトーでは自転車借りて、葡萄の木の手入れの仕事を見に行きました。車では見えないものが見えるのが自転車の良いところ。葡萄の根元見ると、砂と、黒土と、白い石灰小石、混ぜてます。男性親子が畝作りしていました。木と木の間に区切りを入れてます。何のためかお聞きすると、葡萄の木は地上70センチだが、地中の根は7メートルにもなる。木が横に伸びるのでなく縦に伸びるようにするそうだ。さらに驚いたのは、セラーの地下で、地下断面みたら、この三種類が、縞々アイスクリームのように、うまい具合に混ざっている。ワインの樽職人の仕事も見ました。左から右へと、白ワインから赤ワインへ。赤ワインはアロマが大事なので、樽の木も火で燻すから黒め。ボルドー地方の赤ワインへの特別な思いが伝わる。2015年2016年は良いらしく、今年2018年はさらに期待出来るらしい。2014はすでに値段が上がっている。何年のワインから、どんな手入れと収穫だったか直結だから大事なのだ。赤ワ...インはカルベネソービニヨン6割、海外発送していなかったので、持てる限りの4本を選びました。四年は寝かし、あけたらワインピッチャーに注ぎ二時間待ってワインが空気の息を吸うようにと、くれぐれも(^ ^)とのお話でした。夕方サンテミリオンまで行きそこではニダース日本に送りました。
ボルドーのワインは、素直な味です。無邪気な素直でなく、恵みの土地の良さを最大限に生かしてプロの技で作ったら、こんな素直な味に、ともいえる直球だと思います。ワインは世界中で作られるようになりましたが、厳しい季候や地形で努力の末作り出しているワインは、苦労が感じられますが、ここのワインにはそれがありません。
車や自転車で、畑やセラーみて回り、真っ黒な土と、ミネラルの白い小石が、混ざり合う土壌みて、温暖で、ときおり湿りのように降る雨がきて、湿り気のある広葉樹、雨上がりの空にかかる虹見ながら、素人ながら凄く感じたことがあります。それは日本が米作りに向いているからお米を作って、食べ方も最高の方法を知ってることに似ています。フランス人はワイン片手に会話や議論が大好きです。
それなら、日本に住む私たちが、あまり努力しなくても素直にやってのけるものって何でしょうか。グローバル社会に提案された施策を、吟味もせずに借り物しても、他国と同じような成果や評価追って、辻褄合わせの教育しても、実がないように思います。自分たちが卓越して得意なもの生かした教育が出来ないものでしょうか。日本オリジナルで21世紀に向けて準備していけば良いと思います。わざわざ日本で不作になると分かっている野菜や果物を、無理して作る必要はないのかも知れません。

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