(本講義のパワポはHPよりダウンロード可です。別途HPの上部に、本講習のセクションを作りました。何か集合したい時などご連絡くだされば、そこにアップします kashiwag(a)cc.osaka-kyoiku.ac.jp)
It is a lecture on English literature at a junior high school English teacher license lesson. I am temporarily returning to Japan. We, my colleague and l, introduced the micro teaching. While
reading through the story as per the textbook, the participants tried to get a story plot, then drew a story line in groups and created the ending.After that, they became able to make another
lesson plan of Peter Rabbit based on what they learned.Their ideas were amazing. Lastly I had t...hem to consider the best
timing of explicit grammar teaching using diagrams.
大阪府下の小学校英語教科科に向けた、中学校英語二種免許講習の最後の山場です。中学校の教科書を使った英文学の講義と演習。同僚の講師先生とコンビを組み、先週はハリーポッターの翻訳やビブリオバトルに取り組んでもらい、中学校模擬授業を全員発表してもらいました。私はそのうち6グループの中学校模擬授業を見せていただきましたが内容と切り離さない文法を考えておられて良かったです。
引き続き、受講者は一冊本を読んできています。わたしの方では、その模擬授業にフィードバックしながら
the U.Kの話題から、Gulliver旅行記の語りとディクトグロスに取り組んでもらいました。
私自身は原作も読み、2000語シリーズでは抜け落ちてしまう、プロットを復活させて再話しました。特にガリバーは、王様に鎖を外してもらう代わりに8つの約束をするのですが、そこは文学の命ともいえるプロットですが、2000語では、語彙レベルを追うので抜けています。そこを復活させて理解可能∔1にする作業が教員が取り組むべき発展教材だと思います。先生方が前後のプロットを掴まれました。日本での英語授業は、やはりこの、本物性と、理解語彙のギャップが悩みです。プロットと作品テーマの質は下げず、語彙を理解範囲に。その困難さのせいか、価値があまり認められてないのか、教科書からはもはや文学が探せないこの頃です。このような手法は、小学校でも図書館の日本語紙芝居から、創る、難しい絵本だが良いものを、児童に読み聞かせる際に指導力として大切なポイントになると思います。
最初は、創作は初めての方もいらっしゃったと思いますので、戸惑いはありましたが、やはり、文学なので、読めば読むほど、諷刺や、因果が隠れている。endingを作りこむにつれて、前後関係を見るのにまた手元の本を詳しく読む。最後は時間がなくなるほど、結末の創作に入りこんでくださいました。小学校の先生の本領発揮だと思いました。国語指導での児童への創作の指導経験は、ほぼ全員がありでしたから❣️途中は、音読やシャドーイング 翻訳タスク、同時通訳タスク
明示的文法指導のタイミングや図解方法にも、集中され、私は受講者に応援してもらったような、講習になりました。Fact Questions-Inferential Questions-Evaluative
Questionsについてよく理解され、最後のEvaluative(物語には直接書いていないが、想定される、また自分の考えを述べる質問)というものが、文学ではこんなにたくさん作れるのに、教科書の「イギリスに行こう」の本文には、一つも作れないことも気づいていただけたかと思います。このようなプロットを活かす創造に繋ぐ学びがとても大事です。しかし、中学生は創造力に溢れているのに、「創る」ということをさせてもらっていない点がとても気になります。発展的な教材づくりをされている中学校の先生もおられるので、応援していきたいものです。この物語プロット(CLIL視点)は、EUでの学会でも発表しましたが、オーディエンスから良い反応もいただいて、目指していきたい方向だと確信しています。さて、飛行機到着から講習まで48時間しかないのでぶっ通しの準備と印刷になりましたが、ベテラン中学校経験で現大学教員の1回目ご指導パワーと共になんとか終了しました。
「中学校の指導が見えた」という感想が多く「連携が何故大切かわかった」と、中学校での学びに繋がる発想が持てたとのことで、良かったです。また、国語で普通に用いている方法が、この段階では英語にも共通が出てきて活かせることに気づかれたと思います。今までの14単位では様々な指導方法を身につけ、小学校の指導にはもう迷いはないようす。現場でリードしている人も出ています。大教の英語教員フルラインナップの講義でした。三年間に渡る14単位の履修は、山あり谷あり、仕事しながらの土日返上で大変であったかと思います。しかし、大阪府下に、40人近くの新しい同輩が出来たような心強さです。帰りに行ける方で、一杯行きました❣️ いい時間でした。いい表情をされていてほっとしました。
実はこの授業、大阪の鶴中でさせていただき、50分でしたから、途中まででしたが、中2の生徒が集中してくれました。そこからまた改善したものです。生徒らの反応は何にも代え難いと思いました。
授業の様子は遠景ですが、しばらくすると非公開といたします。
最後に余談となりますが、小学校で英語を教える際に、出来れば英語免許を取得いただきたいというのは、わたしの15年来の願いでした。中学校の英語授業には、残念ながら旧態依然としたものが相当数残っています。小中で打ち合わせをするときに、それが、最近の言語習得や理論からは、「こっち」ではないかと、免許を持って意見を出してほしいと思っています。そうでないと高学年児童の良さは生かされず、その後の言語習得にもつながらず、国際社会で活躍する次世代を生み出すことはできなからです。わたしもスペインから帰国後、いくつか単位のあった英語関連科目をあつめ、足りない単位をN教育大学で科目等履修でとりました。1年間一応フリーだったので出来ましたが。仕事しながらだと昼間の単位は取れないのです。とくに英語Ⅰ種のための教育法の単位は大学取れず(時間が昼間)、最後のたった2単位のために、某大の通信に18万円も払いました。私は英語教育の修士をとっていましたから、大学院の英語教育関連単位(相当な価値のある講義半年分)を読み替え可能かたずねましたが、大学と委員会の両方で、お互いに私の質問のボールを投げあっていました。仕方なく1科目のために通信に申し込み、送られてきた薄い日本語のSLAのテキストとレポートでその単位は出ました。こんなことで良いのかと思いましたが、この免許が効いてか、小中連携英語モデル校の立ち上げやN市のングリッシュ事業を担当する指導主事として2年間仕事をさせていただきました。そして、知ったのは、小学校の先生で英語免許を持っている人はゼロだったということでした。その当時のわたしとしては、僭越かと思いましたが、文科省の初等ご担当もこの課題を超えないと、教科化は難しいです、とお伝えし、某学会のシンポジウムでも調査官に直にお伝えをさせていただきました。どこでどうなったかは分かりませんが、識者の意見も出たのでしょう。なんとかこの制度が出来て、それはそれで、賛否両論かと思います。しかし、薄い本とレポートで出る、英語Ⅰ種に比べれば、本学の講習の講義がどの程度充実していたかは、わたしは自信をもって充実していたと考えています。フィンランドやオーストラリアから招聘の講師からの特別講義もありました。英語力アップのための講義に熱を入れてくださった講師陣、WEBでの4技能テスト、最新の生徒指導論、どれも充実しており、受講された方の専心のお陰でもあります。準備した講義を、その意欲で2倍にも3倍にもしてくださいました。次の講習も続くかは検討中とのことです。また今一度、履修できなかった単位については、環太平洋大学のURLをリンクしておきます(本学とは直接関係が無いのですが、どなたも受けれますとのこと)。末筆になりますが、神戸大学横川専一先生のご指南で、検討運営委員会を行い、大阪府教育庁 大阪市教育委員会 堺市教育委員会 と共に力強くサポートいただきました。長丁場のご助言にお礼を申し上げます。
単位履修 http://ipu-japan.ac.jp/tk/digitalbook/index.html 電話対応も丁寧にしてくださり、パンフレットもすぐに来ました。大阪市内でスクーリングとのことで実現性が高いようです。ただ、2019年度春の申し込みはやや急ぎのようです。
受講の皆様のご活躍を応援し、また何か研究会などでお会いできる日を楽しみにしています。