5月に応募した科研
『国際共同研究加速基金(国際共同研究強化 B)』
の採択が決まりました。
グローバルスクールリーダーの資質-向社会性形成への日本とフィンランドの共同研究...
Fund for the Promotion of Joint International Research has been adopted.
Title of Research Project: Qualifications as global educational leaders: Formulating teacher agency between Japanese and Finnish educators
*This research consists of three profile actions: Raising school leadership and teacher agency, learner agency related to CLIL practice, applying the ICT skills for developing teaching
materials on web and school management.
フィンランドの教員養成やCLILの専門研究者の方の助言を得ながら、ボトムアップで自ら教育に対するグリット(GRIT:やり抜く力)を握ろうと考えてくださる専門家としての中堅リーダーを育てられるような教職大学院のこれからを実証して提案していく枠組みです。21世紀の社会においては、トップダウンでの教育改革にはすでに限界があると言われています。教育に携わる人のあいだに自分たちが科学的にデータを解釈し実践し、問題解決をするというフェローシップが必要です。このリサーチアクションは、自分の専門であるSLAやCLILは根底に流れていきますが、ICTや学校経営という異分野の研究者方とコラボで研究をしていく予定です。年に1~2度、フィンランドのみならず、EUやアジアの実践中心の先生方、日本と海外研究者との議論ができる教育フォーラムも計画していますので、ご興味ある方は是非ご参加ください。
この着想については、フィンランドの研究者、在住の日本の研究者たちの研究への姿勢とお仕事ぶりから学んだこと、未来への布石を学んだこと、それがどれほどここで研究計画に活かせていただいたかと思うと、感謝です。研究がなにかで社会に貢献すること、そしてその結果としての、しっかりした論文執筆を念頭に、地道に取り組みたいと思います。しかし、実際には出来るかな・・と不安ですけれど、新しい取り組みばかりでなく、今までやっていること、他の研究者も現在もうされていることを無理なくデザインしている点が、わたしとしては自然体でやれるかもしれないと思っています。
Grants-in-Aid for Scientific Research -KAKENHI – (Fund for the Promotion of Joint International Research 2019-2022
Title of Research Project: Qualifications as global educational
leaders: Formulating teacher agency between Japanese and Finnish educators
*This research consists of three profile actions: Raising school
leadership, teacher agency related to CLIL practice, applying the ICT skills for CLIL and school management.ah
共同研究 Tarja Nikula ユバスキュラ大学応用言語研究センター(博士課程)
共同研究 Josephine Moate ユバスキュラ大学教育学部(CLIL教員養成等)
研究代表者 柏木賀津子 大阪教育大学
研究分担者 家近早苗 大阪教育大学
研究分担者 池田真 上智大学
研究分担者 長田恵理 国学院大学
研究分担者 尾崎拓郎 大阪教育大学
研究協力者 ユバスキュラ大学 矢田匠
研究協力者 寝屋川市教育委員会 中田葉月
研究協力者 大阪市教諭 李静香